ウィルコムは、豊富なカスタマイズ機能や管理者機能を搭載したW-ZERO3用の法人向けランチャーアプリを公開した。
ウィルコムは10月24日、東京ビッグサイトで開催中の「IPコミュニケーション&モバイル2007」会場で、W-ZERO3用の法人向けランチャーアプリケーションを公開した。年内のリリースを予定する。
同ランチャーは、スマートフォンのW-ZERO3シリーズを利用する法人専用のアプリケーション。スマートフォン端末を初めて利用する社員でも、最小限の操作で端末の機能を利用できることを目的に開発された。
メニューは、W-ZERO3の基本機能を割り当てる「ホーム」、頻繁に利用する機能を割り当てる「クイック」、ユーザーが自由に機能を割り当てられる「ユーザー」の3つが用意され、各メニューで9つの機能を設定できる。
管理者機能も用意され、管理者はユーザーごとに利用できる機能を制限するといったポリシーの設定、ユーザーの端末へ配布するためのインストーラーの作成、認証管理などの機能を利用できる。
利用するにはウィルコムへの申し込みが必要で、ウィルコム側でも画面デザインなどのカスタマイズニーズに対応する。既存のW-ZERO3法人ユーザーも利用可能。「大口の利用申し込みがあればPC用の管理コンソール機能なども追加していきたい」(説明員)としているほか、SOHOユーザーへの対応も検討している。
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