ソフトバンクケータイでSalesforceが利用可能に

ソフトバンクBBは、ソフトバンクモバイルの携帯電話端末からSalesforceを利用できる専用アプリを提供する。

» 2007年10月25日 10時58分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクBBは、ソフトバンクモバイルおよびTDCソフトウェアエンジニアリングと共同で、携帯電話端末からSalesforceを利用できるアプリケーション「MoobizSync2.0 for AppExchange/SoftBank Edition」を11月下旬から提供する。

 同アプリケーションはTDCソフトが開発し、ソフトバンクモバイルが「S!アプリ」製品としてサポート、ソフトバンクBBが販売する。同アプリケーションでは、Salesforceの行動カレンダー機能や「取引先」「商談」「商品」などの標準タブ機能の検索と参照、入力/削除、ユーザーが独自に作成したカスタムタブの検索と参照と入力/削除の操作が行える。

 また、オフライン環境では端末にキャッシュされたデータの検索や参照、入力/削除もできる。Salesforceへのアクセス時はSSL暗号化通信で行われ、携帯電話の紛失に備えたセッションタイムアウト機能や、ユーザー認証が適切に行われない場合に端末のデータを自動削除する機能も搭載される。

 対応機種は、グローバルローミングやHSDPA高速通信対応モデルのシャープ製816SH。今後は東芝とシャープ製の端末で順次対応を進める予定。料金は、初期費用が10500円、利用料が1ユーザー当たり月額1575円。Salesforce Professional Edition以上の利用企業で同アプリを使用できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ