可用性管理がうまくいっているかどうかを評価するためのKPI(重要業績評価指標)には、次のようなものが考えられる。
上記を見ても分かる通り、可用性管理はインシデント管理や構成管理、またはサービスレベル管理などと決して無縁ではない。また、コストに見合った対策を立てるという点で、後述するITサービス財務管理とも密接なかかわりがある。一口に「可用性を上げる」と言っても、そんなに簡単なものではない。ITILの世界でもさまざまな手法が紹介されているので、ここに載せた以外の手法も、いろいろ研究してほしい。
※本連載の用字用語については、ITILにおいて一般的な表記を採用しています。
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