「つくばチャレンジ」にセグウェイベースのロボットが参加

日本SGIは、今週末に開催される「つくばチャレンジ」にセグウェイRMP 200ベースのロボットで参加することを明らかにした。

» 2007年11月16日 01時20分 公開
[ITmedia]

 日本SGIは11月15日、今週末に開催される「つくばチャレンジ」に参加することを明らかにした。

  つくばチャレンジは、ロボットが人々の生活空間で自律的に動き回って働くための技術開発を目的としたもので、DARPA Grand Challengeに相通ずる部分がある。第1回目となる今回は大学、研究所などを中心に約30団体が参加予定。

 今回の大会では、つくば国際会議場(茨城県つくば市)の付近の遊歩道で規定された約1キロのコースをロボットに自立/自律で移動させ、その性能を競う。車道ではなく、人間の日常生活に密接な歩道環境であることで、より実用的かつ小型化が要求される。

 日本SGIはこれまで、レスキューロボットなど主に屋内でのモビリティの取り組みは進めてきたが、屋外移動に重点をおいたモビリティロボットの開発を本格化するため今回の参加を決定した。ジャイロセンサーによる倒立振子(バランス制御)型自立機構を備えた移動ロボット研究開発支援用プラットフォーム「セグウェイRMP 200」(Robotic Mobility Platform)をベースに、距離を測定するレーザーレンジセンサーや制御用のPCなどを搭載したロボットで大会に臨む。

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