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» 2007年11月28日 16時00分 公開

さいたま中央図書館が図書自動返却システムを採用――NECと日本ファイリング

明日新規開館するさいたま市立中央図書館には、国内でも珍しい図書自動返却・仕分けシステムが導入されている。図書の返却手続きと仕分け作業のほとんどを無人で行えるという。

[ITmedia]

 NECと日本ファイリングは11月27日、図書自動返却・仕分けシステムを共同開発し、さいたま市立中央図書館に導入したと発表した。11月29日から稼動開始となる。NECは今後3年間で50以上の図書館への導入を見込んでいる。

さいたま市立中央図書館は浦和駅前の商業施設8階に入る さいたま市立中央図書館は浦和駅前の商業施設8階に入る(さいたま市役所サイトから)

 新システムは、NECの図書館システムソフトウェア「LiCS-Web」と、両社が共同開発した図書自動返却・仕分け装置を組み合わせたもの。NECがソフトウェア開発とシステムインテグレーションを、日本ファイリングが装置の開発・製造を担当した。なお、システム開発にあたり図書向けオートメーションソリューション大手のP.V.SUPA(本社:フィンランド・ヘルシンキ)が装置のインタフェース面などで技術協力した。

 同システムにより、利用者は装置に図書を入れタッチパネルを操作するだけで返却できる。返却された図書はベルトコンベアで自動的に搬送され、返却処理から仕分け作業まですべて自動的に行われる。仕分けは、既にさいたま市の図書館でも採用実績のある無線ICタグ(RFID)やバーコードなどを用いる。

NECが提供する図書館向けソリューション NECが提供する図書館向けソリューション(同社サイトから)

 今回の導入は同図書館の新規開館に伴うもので、NECは自動返却・仕分けシステムのほか、従来製品の自動貸出システムなどを含めた図書館向けソリューション全体を提供する。

 システム価格は非公開だが、「図書館全体の内装費は9億4000万円で、その中にシステム費も含まれている」(さいたま市職員)という。

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