12月の月例パッチは7件、IEの深刻な脆弱性に対処

7件のうち3件が最大深刻度「緊急」レベル。IE 6/7などで危険度が最も高い。

» 2007年12月07日 08時12分 公開
[ITmedia]

 Microsoftは12月11日(日本時間12日)、7件の月例セキュリティ更新プログラムを公開する。うち最大深刻度「緊急」レベルは3件、「重要」レベルが4件となる。

 緊急レベルの3件は、Internet Explorer(IE)、DirectX/DirectShow、Windows Media Format Runtimeの脆弱性に対処する。いずれも悪用されるとリモートでコードを実行される恐れがある。このうちIEの脆弱性は、Windows XP SP2とWindows Vistaで動作するIE 6/7などで危険度が最も高い。

 残る4件はいずれもWindows関連で、リモートからのコード実行や権限昇格の脆弱性に対処する。いずれもパッチ適用後は再起動が必要になる。

 併せて、悪意のあるソフトウェア削除ツールの更新版を公開予定。セキュリティ以外のアップデートはMicrosoft Update(MU)とWindows Server Update Services(WSUS)経由で6件、Windows Update(WU)経由で1件を予定している。

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