東芝テックはデジタル複合機の販売拠点向けサイトを刷新した。Oracleのアイデンティティ管理の共通化アプリケーションなどを活用した。
東芝テックは2007年10月、デジタル複合機の販売拠点向けサイトを刷新した。コンテンツ管理やユーザー管理を効率化し、情報提供を早くする。年間の運用コストも3割削減する。
刷新したのは各国の現地法人やディーラー向けに公開している情報共有サイト「WebQS」。WebQSは、米国、ドイツ、フランスをはじめ130カ国以上で利用され、サービスマニュアル、パーツリスト、販促用写真などを提供している。
今回、各拠点が要件を満たすために独自の機能追加をするなど、コンテンツを含めシステム全体に統一性がなくなり、運用コストが増えたため、サイトの再構築に踏み切った。
コンテンツの一元管理に日本オラクルが提供する「Oracle Content Database」、ユーザーなどのアイデンティティ管理の共通化に「Oracle Identity Manager」「Oracle Access Manager」など、Webサービス間の通信を管理する「Oracle Web Services Manager」を導入した。
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