Oracle、統合型ID管理ソフト発表

Oracleは買収したOblixの技術を込みこんだID管理ソフトを発表した。異種混在システムにこのソフトを導入すれば、単一のソリューションで社内全体のIDを管理できるとしている。

» 2005年06月08日 07時54分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは6月7日、3月に買収したOblixの技術を込みこんだID管理ソフト「Oracle Identity Management」を発表した。

 この製品は「Oracle Fusion Middleware」のセキュリティバックボーンとして機能する。OracleとOblixのID管理技術を組み合わせ、異種混在システムのサポートを強化。主要アプリケーション、ディレクトリ、プラットフォームに対応を拡大し、Oracleおよび非Oracle技術の全社的なID管理に利用できる。

 IT環境の複雑化が進む中、全システムを通じてセキュアなアクセスを提供できる包括的なソリューションが求められているとOracleは解説。例えばIBMのデータベースとSAPアプリケーション、MicrosoftのLDAPディレクトリを実行している企業がOracle Identity Managementを導入すれば、単一のソリューションで社内全体のIDを管理できると説明している。

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