東京大学とサン、産学連携モデルによる共同研究を開始

東京大学とサン・マイクロシステムズは2つの共同研究に着手したと発表した。

» 2008年01月10日 18時06分 公開
[ITmedia]

 東京大学とサン・マイクロシステムズは1月10日、2つの共同研究に着手したと発表した。2005年6月に新しい産学連携モデルの確立を目指して、東京大学と米Sun Microsystemsが実施を決めた共同研究プロジェクトの一環となる。

 研究を開始したテーマは、「Fortress上でのスケルトン並列プログラミング手法に基づいたライブラリ開発」と「RubyとJRubyでのマルチVirtual Machine(MVM)環境の実現」の2つ。東京大学の価値創造型産学連携共同研究立案スキーム「Proprius21(プロプリウス21)」を利用した最初の海外共同研究という。

 共同研究開発の期間は2009年9月末まで。サンは当初1年間分の予算として10万ドルを拠出する。これまでも東京大学とサンは、CPUの開発や高速ネットワークの構築など長期にわたる協力関係を築いている。

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