中小企業向けレンタルサーバサービスを開始――NTTPCコミュニケーションズ

NTTPCコミュニケーションズは、セキュリティ強化を特徴としたSOHOや中小企業のユーザー向けのレンタルサーバサービス「WebARENA SuiteX」を発表した。

» 2008年01月24日 20時17分 公開
[ITmedia]

 NTTPCコミュニケーションズは1月24日、SOHOや中小企業のユーザーを対象としたレンタルサーバサービス「WebARENA SuiteX」を発表した。サービス提供開始は2月12日から。

 これまで同社が提供していた「WebARENA Suite2」からの大きな変更点としては、セキュリティの強化が挙げられる。ファイアウォールとIPS(Intrusion Prevention System)によるオートプロテクションが標準で装備されたほか、Web/メール/FTP/コントロールパネルの通信の暗号化に対応している。

 さらに、メール送信時の認証方式のSMTP Authへの統一や、すべてのアカウントのパスワードにおいて英数、もしくは英記号の組み合わせを必須にし、必要文字数も増加するなど、セキュリティを基本から向上させる取り組みがなされている。また、ユーザーごとに独自のセキュリティポリシーを設定できるサービスの提供予定もある。

 基本ストレージ容量は10Gバイトで、同社の従来サービスで提供していた100Mバイトから大きくアップしたことになる。容量は最大で40GBまでの増設が可能になっている。また、ストレージ障害への対策として、すべてのユーザーの全データを1日1回バックアップするという。

 そのほか、IMAP対応、複数ドメインの同時利用、Perl/Ruby/PHP5/Pythonの最新バージョンへの対応など、機能の強化が図られている。

 NTTPCコミュニケーションズでは、今後も新サービスの提供や新機能追加を継続していく予定。

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