Trend Microかたる偽広告、Google検索で表示

Google検索のスポンサーリンクに、偽のTrend Micro広告が表示されているのが見つかった。

» 2008年02月01日 08時53分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業Trend Microの名をかたった偽広告が、Google検索で表示されているのが見つかった。Trend Microが1月31日のブログで伝えた。

 それによると、問題の広告はTrend Microのセキュリティソフトを宣伝する内容で、英語版のGoogleで特定用語を検索すると、スポンサーリンクなどの欄に表示されていた。

偽サイトへ誘導する虚偽広告が発見された(Trend Microのブログより)

 偽広告は「TRENDMICRO2008.COM」というサイトにリンクされているが、これはTrend Microの正規サイト(TRENDMICRO.COM)に見せかけた偽サイトだという。

 これら偽広告はその後Googleが削除し、偽サイトを通じた売買もGoogle Checkoutによって停止された。

 Googleのペイ・パー・クリック広告が悪質コード配布の目的で利用されるケースは昨年から発生。信頼できる検索エンジンのスポンサーリンクは安全だとユーザーは考えがちだが、それが犯罪者に狙われているとTrend Microは分析している。

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