MS、モバイルSaaSのDangerを買収

Microsoftは、DangerのメッセージングやSNS、Webブラウザなどの携帯向けサービスやアプリを活用し、コミュニケーション事業の強化を図る。

» 2008年02月12日 08時48分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは2月11日、携帯向けSaaS(サービスとしてのソフトウェア)プロバイダー米Dangerの買収で合意に達したと発表した。買収金額は非公開。

 Dangerは、携帯電話用にリアルタイムのモバイルメッセージングやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、HTML形式のWebブラウザ、ゲーム、Webメールなどの各種アプリケーションを提供。米T-Mobileの携帯電話「Sidekick」などがDangerのソフトを使用している。

 「Dangerが加わることで、当社の既存のソフトおよびサービスを完全に補完できる」とMicrosoft。Windows MobileやMSNのほか、XboxやZune、Windows LiveなどにDangerのサービスを組み合わせ、エンターテインメントならびにコミュニケーション事業の強化に役立てたいとしている。

 買収後、DangerはMicrosoftのエンターテインメント&デバイス部門の一部となる。

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