Microsoftは、DangerのメッセージングやSNS、Webブラウザなどの携帯向けサービスやアプリを活用し、コミュニケーション事業の強化を図る。
米Microsoftは2月11日、携帯向けSaaS(サービスとしてのソフトウェア)プロバイダー米Dangerの買収で合意に達したと発表した。買収金額は非公開。
Dangerは、携帯電話用にリアルタイムのモバイルメッセージングやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、HTML形式のWebブラウザ、ゲーム、Webメールなどの各種アプリケーションを提供。米T-Mobileの携帯電話「Sidekick」などがDangerのソフトを使用している。
「Dangerが加わることで、当社の既存のソフトおよびサービスを完全に補完できる」とMicrosoft。Windows MobileやMSNのほか、XboxやZune、Windows LiveなどにDangerのサービスを組み合わせ、エンターテインメントならびにコミュニケーション事業の強化に役立てたいとしている。
買収後、DangerはMicrosoftのエンターテインメント&デバイス部門の一部となる。
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