ソフトフロントとQript、VoIMの商品化で合意

ソフトフロントとQriptは、両社の技術を統合したVoIM製品を4月に商品化する。情報セキュリティ対策と業務の効率化を狙うという。

» 2008年02月12日 18時25分 公開
[ITmedia]

 ソフトフロントとQriptは、企業向けインスタントメッセンジャー(IM)に音声通話(VoIP)機能を加えた「VoIM(Voice over Instant Messaging)」の商品化で合意した。製品の正式名称は現時点で未定。

 販売開始は4月を予定しているが、2月12日より受注を開始する。受注にはソフトフロントおよびQriptの両社で対応する。

 今回誕生するVoIM製品は、Qriptが提供するIMシステム「Yoctoセキュアメッセンジャー」と、ソフトフロントの「SIP/VoIPソリューション」を統合したものとなる。ユーザーにとっては、従来のIMの手軽さに加え同じ画面で音声通話(VoIP)ができ、利便性が増すという。また導入企業では、IMと音声通話を一元管理することで、情報セキュリティ環境の改善を見込める。

 両社では、手軽でリアルタイム性の高いツールとして企業での利用が拡大しているIMと、国内外の拠点間通話を低コストで実現するIP電話(VoIP)を融合することで、さらに高機能な企業向けコミュニケーションツールを提供することが、本提携の狙いだとしている。

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