アッカ・ネットワークスと日本通信が、NTTドコモと相互接続について合意した。両社ではドコモのインフラを利用したデータ通信サービスをそれぞれ提供する。
アッカ・ネットワークスと日本通信は2月14日、NTTドコモと相互接続について合意したとそれぞれ発表した。両社では、ドコモの携帯電話網を利用したデータ通信サービスをそれぞれ提供する。
両社は、「MVNO(仮想移動体通信事業)」方式でNTTドコモの携帯電話網を借り受けてデータ通信サービスを展開する予定。アッカ・ネットワークスは、第3世代サービス「FOMA」の高速化規格となるHSDPAを利用したデータ通信サービスを企業向けに提供すると発表。企業向けのブロードバンド回線サービスを組み合わせての販売も検討しているという。
日本通信では2007年から相互接続についてNTTドコモと交渉を進めていたが、料金面などで条件が折り合わず、総務大臣の裁定を踏まえてドコモと合意した。
同社は具体的なサービス内容は明らかしていないが、すでに行っているPHSや無線LANを利用したMVNOサービスで携帯電話網への対応も表明している。
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