コカ・コーラとNTTドコモ、自販機のFOMA活用を強化

コカ・コーラとNTTドコモは、自動販売機とFOMAを連携させ、業務改善を図る新システムを導入する。

» 2008年02月18日 17時06分 公開
[ITmedia]

 日本コカ・コーラとNTTドコモは2月18日、FOMA網を利用した自動販売機(自販機)の管理業務システム「1往復オペレーション」を開発したと発表。自動販売機とFOMAの連携強化を図ると表明した。

 開発したシステムは、FOMA対応のハンディターミナルを利用し、自販機の情報(売り上げ、商品在庫数など)をFOMA網を経由して業務担当者に通知する。

 従来は、担当者が現場で情報を直接収集して補充商品などを確認し、配送車に戻って補充商品を手にしてから、再度自販機で作業するという業務フローになっていた。新システムによって自販機と配送車を往復する回数が減り、特に高層ビルなど移動の負担が大きな場所での業務が効率化するという。

 両社では今春から都内で対応自販機の導入を始め、年内に1万台を導入する計画。なお、コカ・コーラは2006年10月からドコモの電子マネーサービス「iD」に対応した自販機の導入を進めており、今年1月末現在で約3万台を整備した。2008年は導入を促進し、12月末までに約4万台の自販機を追加対応させるとしている。

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