NTTコム、ヤマダ電機とIPv6を利用したリモートアクセスを実験

NTTコミュニケーションズとヤマダ電機は、IPv6を利用したリモートアクセスの業務活用について共同検証する。

» 2008年02月22日 18時26分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズは2月22日、IPv6技術とWindows Vistaのリモートアシスタンス機能を組み合わせた業務システムの有効性に関する実験をヤマダ電機と開始した。遠隔からのPCの設定やアプリケーションを安全に操作する技術の確立を目指す。

実験システムの概要

 実験では、NTTコミュニケーションズが開発した情報機器接続技術「m2m-x」とWindows Vistaのリモートアシスタンス機能、OCNのIPv6インターネット接続サービスを組み合わせ、ヤマダ電機の業務システムサポートセンターと全国の業務委託先拠点を接続する。

 業務委託先拠点では、m2m-xによる認証・暗号化機能を備えた専用のアプリケーションを搭載するPCからサポートセンターに接続し、業務システムの操作やスタッフのトレーニングを実験し、システムの有効性を検証するという。

 実験期間は3月7日までで、NTTコミュニケーションズは実験終了後に総務省へ報告書を提出することにしている。

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