ATA/SATA対応のストレージ、国内市場で好調

IDC Japanは、通信規格の「ATA/SATA」に対応したストレージについて、2011年までの国内市場動向を発表した。

» 2008年03月13日 09時04分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanは3月10日、通信規格の「ATA/シリアルATA (SATA)」に対応したストレージについて、2011年までの国内市場動向を発表した。

 国内において外付型のATA/SATAディスクストレージシステムは、2006年〜2011年の間に、年間平均成長率(CAGR)は売り上げで21.8%、出荷容量で83.9%になると予測。

 2007年は売り上げが前年比13.2%増の227億700万円、出荷容量が同87.8%増の87.8P(ペタは1000兆)バイトとなった。国内の外付型ディスクストレージシステム市場に占めるシェアは売り上げでは10.0%にとどまるが、出荷容量で36.3%に達する見込みだ。

 2007年は、同一のディスクストレージシステム装置内にファイバーチャネルドライブのエンクロージャとSATAドライブのエンクロージャを搭載した「混載機」がATA/SATAディスクストレージシステムの成長をけん引したという。出荷容量に占める混載機の割合は35.3%となり、前年より12.0%上昇した。

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