MSのMSN広告担当幹部が退社、オンライン広告会社へ

Yahoo!買収で揺れるMicrosoftから広告担当の副社長が去った。

» 2008年03月15日 08時46分 公開
[ITmedia]

 オンライン広告会社の米Spot Runnerは3月13日、ジョアン・ブラッドフォード氏をマーケティングサービス部門の上級副社長に迎えると発表した。Microsoftからの移籍となる。

 同氏はMicrsoftに7年間在籍。MSNやWindows Liveなど各種オンライン資産の広告収益責任者を務めた後、MSN Media Network担当の副社長兼最高メディア責任者(CMO)に就任した。Microsoft入社前は、BusinessWeek誌の北米広告営業ディレクターだった。

 Spot Runnerは2006年にサービスを開始した、米ロサンゼルスを拠点とする非公開のオンライン広告会社。共同創設者のニック・グロウフ氏とデビッド・ワックスマン氏は、1995年にFirefly Networkを創業し、1998年に同社をMicrosoftに売却している。主力製品のFirefly Passportは、現在のPassportおよび.NETの基盤となったという。

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