富士通、社長と会長交代の人事を発表

富士通は会長と社長の交代を含めた役員人事を同日開催の取締役会で内定したと発表した。

» 2008年03月27日 17時13分 公開
[ITmedia]

 富士通は3月27日、会長と社長の交代を含めた役員人事を同日開催の取締役会で内定したと発表した。現会長の秋草直之氏に代わり、現代表取締役副社長の間塚道義氏が会長に就く。社長には、黒川博昭現社長に代わり、現経営執行役上席常務の野副州旦氏が就任する。6月下旬の定時株主総会および終了後の取締役会を経て正式決定される予定としている。

 なお、秋草現会長は取締役相談役に、黒川現社長は相談役に就任する。この人事に先立ち、4月1日付けで野副氏は経営執行役副社長に就任する。

 間塚道義(まづか みちよし)氏は1943年10月17日生まれ。東京都出身。1968年に学習院大学経済学部経済学科卒業後、富士通ファコムを経て、1971年4月に富士通に転社した。1999年6月に常務理事兼産業営業本部長、その後取締役兼東日本営業本部長、執行役兼東日本営業本部長、経営執行役常務兼東日本営業本部長、経営執行役常務兼ソリューションビジネスサポートグループ長、取締役専務 経営執行役専務兼ソリューションビジネス担当を経て、2006年6月に代表取締役副社長に就任していた。

 野副州旦(のぞえ くにあき)氏は1947年7月13日生まれ。福岡県出身。1971年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業後、同年富士通に入社した。2001年に政策推進本部長、その後常務理事兼政策推進本部長、執行役兼ビジネス開発室長、経営執行役兼ソフト・サービス事業推進本部長、2005年10月に経営執行役常務に就任していた。ソリューションビジネスサポートグループ長、マーケティング本部長、SIアシュアランス本部担当、政策渉外本部特命事項担当を兼務している。

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