米Fortinet によれば、SNSのユーザーになりすまし、コメント欄などにスパムメッセージを書き込む手口が広がっている。
米Fortinetは4月3日、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のFacebookで、ユーザーになりすまして悪質なスパムメッセージを氾濫させる手口が広がっているとアドバイザリーで紹介した。
この被害は、SNS内の友人のプロフィールにコメントを掲載する機能を利用し、フィッシング詐欺サイトなどへ誘導するメッセージを書き込むというもの。Fortinetによれば、盗み出されたSNSユーザーのアカウントを第三者が入手して不正利用し、友人を装ってメッセージを書き込んでいるという。
SNSサイト大手のMySpaceにも同様の被害が確認されており、Facebookに被害が広がったとFortinetでは分析。スパムメッセージにあるリンクの1つが詐欺犯罪集団と関連していることも判明したという。
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