ソニックウォールは、パフォーマンスを3倍に高めたという中規模ネットワーク向けUTM(統合脅威管理)の新製品を発売した。
ソニックウォールは4月9日、マルチコアプロセッサを搭載する中規模ネットワーク向けUTM(統合脅威管理)アプライアンスの新製品「SonicWALL Network Security Appliance(NSA)」を発売した。
新製品は、昨年11月に発表した大規模ネットワーク向けUTM「NSA E-Class」と同様に、最高550MHzで動作するマルチコアプロセッサを採用。アプリケーションファイアウォールのパフォーマンスを3倍以上に高めたという。マニュアルとGUIは日本語で提供する。
製品ラインアップは、4コアの「NSA 3500」(価格:79万8000円)と8コアの「NSA 4500」(同123万円)の2モデル。レイヤ4〜7でのポリシー設定やデータの漏えいを防ぐ「ソニックウォール・アプリケーション・ファイアウォール」機能、VPN接続時にクライアントの検疫とアクセス制御をする「SonicWALL Clean VPN」機能を搭載する。
製品名 | NSA 3500 | NSA 4500 |
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プロセッサ | 550MHz(4コア) | 550MHz(8コア) |
メモリ(RAM/Flash) | 512Mバイト/512Mバイト(CF) | |
インタフェース | 1000BASE-T×6、コンソール×1、USB×2 | |
サイズ | 幅43.18×奥行き33.65×高4.44センチ | |
重量 | 5.14キロ | |
OS | SonicOS Enhanced 5.0(または5.0以上) | |
ノード数 | 無制限 | |
最大コネクション数 | 12万8000 | 45万 |
FWスループット | 1Gbps | 1.5Gbps |
GAVスループット | 310Mbps | 500Mbps |
IPSスループット | 220Mbps | 410Mbps |
UTMスループット | 170Mbps | 300Mbps |
VPNスループット | 625Mbps | 845Mbps |
VPNトンネル数 | 800 | 1500 |
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