Brocade、次世代サーバアダプタ提供でIntelと連携

米Brocadeは、米Intelのハードウェアを基盤としたFibre Channel over Ethernet製品提供の予定を発表した。

» 2008年04月10日 18時58分 公開
[ITmedia]

 ブロケードコミュニケーションズシステムズは、米Brocadeが米Intelのハードウェアを基盤としたFibre Channel over Ethernet技術、および関連製品を提供予定であることを発表した。

 「Fibre Channel over Ethernet」は、データセンターや幅広いネットワーク向けに次世代サーバアダプタ技術として位置付けるもの。Brocadeは、Intelと連携することで自社の持つストレージネットワークのソフト技術、そしてファイバーチャネルにおける技術を、Intelの10Gビット拡張イーサネットアダプタと組み合わせてFibre Channel over Ethernet(FCoE)プロダクトとして提供する予定。

 Brocadeは、マルチプロトコルデータセンターネットワークの実現に向け、同社が提唱するアーキテクチャ「Brocade Data Center Fabric」を、さらに強固なものへと進化させることも目的としている。

 今回の発表に合わせて、Storage Area Network(SAN)に対する既存顧客のニーズに応えながら、かつ価値を拡大させていくことも挙げている。業界においてFCoE標準化は現在、Brocadeを含む15社以上の米ファイバーチャネル協議会(FCIA)参加企業によって開発、サポートが続けられている。

 なお、今回の発表に伴う製品および技術は、2009年初めから提供開始の予定だという。

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