OpenOfficeに深刻な脆弱性、アップデートで対処

OpenOffice.orgにバッツファオーバーフローなど複数の脆弱性が報告された。

» 2008年04月18日 08時24分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のSecuniaなどは4月17日、OpenOffice.orgの深刻な脆弱性に関するアドバイザリーを公開した。脆弱性に対処したアップデートは既に公開されている。

 Secuniaによると、EMF、Quattro Pro、OLEファイルの処理に関するバッツファオーバーフローの脆弱性と、細工を施したXFormsを含むODFテキスト文書の処理に関する脆弱性が報告された。

 悪用されると、攻撃者に任意のコードを実行される恐れがあり、Secuniaのリスク評価は5段階で上から2番目に高い「Highly critical」となっている。

 脆弱性が存在するのは2.4よりも以前のバージョン。バージョン2.4では、これらの脆弱性が修正されている。

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