偽Google TalkはネットカフェなどのPCからログイン情報を盗もうとする。
GoogleのIMソフト「Google Talk」をかたった偽ソフトがリリースされたとして、セキュリティ企業FaceTimeのSecurity Labsが警告している。
偽のGoogle Talkは本物に似せて作られており、ログイン情報を盗み出すことを目的としている。ただしこのソフトはインターネットには接続しないため、攻撃者は職場や学校、図書館、ネットカフェなど多数の人々が使うPCに直接このソフトをインストールし、直接データを回収する必要がある。
ユーザーが偽Google Talkにログイン情報を入力すると、「認証できない」とする偽のエラーメッセージが表示される。ログイン情報はHDD内のテキストファイルに保存され、攻撃者が持ち出せるようになっている。
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