Microsoftは中小企業向けサーバ製品ファミリー「Windows Essential Server Solutions」のプレリリース版を提供開始し、価格を発表した。
米Microsoftは5月13日、中小企業向けのオールインワン型サーバスイートの新ファミリー「Windows Essential Server Solutions」のプレリリース版を顧客とパートナーに提供開始するとともに、販売価格を発表した。
Windows Essential Server Solutionsは、小規模企業向けの「Windows Small Business Server 2008」と、中規模企業向けの「Windows Essential Business Server 2008」の2製品で構成されている。いずれもStandardとPremiumの2エディションがあり、両エディションとも5クライアントアクセスライセンス(CAL)付き。
価格は、Windows Small Business Server 2008のStandardが1089ドル(CALの追加は1CAL当たり77ドル)、Premiumは1899ドル(同189ドル)。Windows Essential Business Server 2008は、Standardが5472ドル(同81ドル)、Premiumが7163ドル(同195ドル)となっている。
個々のエンドユーザーが必要とする機能に合わせて、StandardのCALとPremiumのCALをミックスして購入することも可能。またこのCALは、同一ネットワーク上のWindows Server、SQL Server、Exchange ServerのCALとしても適用できる。
正式版の発売は年内の予定。
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