ライフボート、特定プログラムのファイルアクセスを遮断する新製品P2P経由の情報漏えいリスクを減らす

ライフボートはP2Pソフトなどからのファイルアクセスを禁止する「簡単フォルダーロック+FL」を発売する。

» 2008年05月26日 11時05分 公開
[ITmedia]

 ライフボートは5月26日、特定プログラムのファイルアクセスを遮断するソフトの新製品「簡単フォルダーロック+FL」を6月27日に発売すると発表した。

 簡単フォルダーロック+FLは、P2Pソフトや電子メールソフトなど特定のプログラムが起動すると指定したファイルへのアクセスを遮断する。ハンガリーのEagleEyeOSが開発したアクセス制御ソフトと、大阪市のエスコンピュータが開発したソフトをライフボートがパッケージ化した。

 さらに、任意のフォルダ内にあるファイルを暗号化でき、ファイルが流出した場合でも、第三者によるデータの解析を困難にするほか、ログ監視ツールも用意され、特定プログラムの起動・終了の履歴や保護したファイルへのアクセスの有無を確認できるようになっている。

 同製品を利用することで、会社から持ち帰った業務データを個人PCで作業する場合に、仮にP2Pソフトがインストールされていても不意のデータ漏えいを回避できるようになるという。遮断対象の特定プログラムは任意で設定できるが、標準設定でWinnyやWinMX、Skypeなど37種類のP2Pソフト、電子メールクライアント、Webブラウザ、インスタントメッセンジャーなどが対象になっている。

 価格は7800円で、一般店頭で販売される。企業での一括購入ライセンスも用意されている。企業一括購入の場合にはログ監視機能などは搭載されない。

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