トレンドマイクロ、Webレピュテーション機能搭載のセキュリティスイート発売危険サイトのDBを参照

トレンドマイクロは、Webサイトの指標情報から危険性の高いサイトへのアクセスを防止する「InterScan Web Security Suite 3.1」を発売した。

» 2008年05月29日 15時44分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは5月29日、企業向けWebセキュリティ製品スイートの最新版「Trend Micro InterScan Web Security Suite 3.1」を発売した。危険サイトのデータベースを参照してユーザーのアクセスを防止する「Webレピュテーション」機能を搭載した。

 Webレピュテーション機能は、同社がWebサイトの運用履歴を常に監視・分析して安全性の評価値をデータベース化し、製品がデータベースを参照することで危険性の高いWebサイトへのアクセスを防止する。判定基準は、頻繁なURLの変更やドメインの登録期間、スパム配信の履歴、不正プログラムの掲載などだという。

 HTTPやFTPによる不正プログラムの流入、発信を防止するほか、管理者向けにウイルスやスパイウェアの感染状況、クライアントの接続状況をリアルタイムにリポートする機能を備える。

 参考価格は1000ユーザー環境の場合で133万円。対応プラットフォームはRed Hat Enterprise Linux 4.0、5.0とSUSE Linux Enterprise Server 10となっている。

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