学校裏サイトの閲覧や登録ができるWebサイトをサイブリッジが公開した。保護者などの目に見える形にすることで、犯罪の抑止を狙う。
サイブリッジは5月29日、「学校裏サイト」を検索できるWebサイト「学校裏サイトチェッカー」を公開した。
学校裏サイトチェッカーは、小学校、中学校、高等学校の学校裏サイトについて検索や閲覧、登録ができる。地域別および学校別の検索が可能で、閲覧数の多い学校を掲載するコンテンツも備えている。
同社は社内外からスタッフを集め、存在する学校裏サイトをチェックし、登録数を増やす見込み。「現在専任のスタッフは4名。今後はNPOなどとの連携も図る」(同社広報)。
現在の学校裏サイトの登録数は「100程度」という。年内に3万件の登録を目指す。
「裏サイトという名称が付いているが、仲間内の掲示板といった健全なものもある。裏サイトの存在を知らない保護者などの目に見えるようにすることで、犯罪の抑止効果も出てくるのではないか」(同社広報)
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