Cisco、セキュリティアプライアンスの脆弱性に対処5種類が存在

脆弱性が見つかったのは「ASA 5500シリーズ適応型セキュリティアプライアンス」と「PIXセキュリティアプライアンス」。

» 2008年06月05日 08時09分 公開
[ITmedia]

 米Cisco Systemsは6月4日、セキュリティアプライアンス製品の脆弱性に関するセキュリティ情報を公開し、修正パッチの提供を始めた。

 影響を受ける製品は「ASA 5500シリーズ適応型セキュリティアプライアンス」と「PIXセキュリティアプライアンス」。

 脆弱性は5種類あり、このうちTCP ACKパケットの脆弱性、TLSパケットの脆弱性、インスタントメッセンジャー(IM)インスぺクションの脆弱性、「脆弱性スキャン」機能の脆弱性は、悪用されるとサービス妨害(DoS)状態を誘発される可能性がある。コントロールプレーンACL(アクセス制御リスト)の脆弱性では攻撃者がACLを回避できてしまう。

 Ciscoは、各製品およびバージョンごとにソフトウェアアップデートを公開し、これらの脆弱性に対処した。

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