NEC、内部統制に基づく文書化サービスを強化表計算ソフトでの無駄な管理をなくす

NECは、内部統制構築支援ソフトを利用した業務プロセスなどの文書化支援サービスを始めた。

» 2008年06月18日 20時23分 公開
[ITmedia]

 NECは6月18日、内部統制に基づく業務プロセスなどの文書化を支援するサービスを開始した。初年度に150社の利用を見込む。

 同サービスは、内部統制構築支援ソフト「iGrafx FlowCharter SOX+」を利用し、同ソフトの操作や移行手順の教育を含めた効率的な文書化を支援する。サービス内容は、「移行予備調査&体験サービス」と「移行支援サービス」で構成される。

 移行予備調査&体験サービスでは、企業が作成した内部統制の業務プロセス文書をサンプルとして事前に提供してもらい、同社で「iGrafx FlowCharter SOX+」を利用した文書化の予備調査を実施。同社が作成ノウハウなどを提供し、実際の移行作業を企業が行う。移行支援サービスでは、NECが移行作業を実施する。

 NECによれば、金融商品取引法が定める内部統制の整備では、準備期間や予算などの制約で既存の表計算ソフト等を使って文書化している企業が多いといい、フローチャートや業務記述書、リスクコントロールなどの文書の連携が困難になるといった課題を抱えている。

 利用価格は、移行予備調査&体験サービスは50万円、移行支援サービスは個別見積りとなる。

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