チェンジビジョンはシステム設計支援ソフトウェア「JUDE」の最新バージョンをリリースした。Professional版ではC#への対応も果たしている。
チェンジビジョンは6月27日、システム設計支援ソフトウェア「JUDE」の最新バージョンとなる「JUDE/Community 5.3」「JUDE/Professional 5.3」をリリースした。
無償のUMLモデリングツールであるJUDE/Communityは、UML 1.4が定めている各図の作成が行えるほか、モデルからJavaソースコードのスケルトンコードを出力したり、逆にJavaのプログラムを読み込んでクラス図を生成したりできる。最新版では、属性における多重度の設定や、APIの改善など幾つかの部分で改善が図られている。
JUDE/Professionalは、JUDE/Communityの機能に加え、多くの機能が用意された有償製品(機能比較表はこちら)。最新版では新たにDBリバース、編集API、C#対応などの機能が追加されている。DBリバースツールは、ER図に関連するモデルの編集APIのサンプルとして作成されたもので、JDBCドライバを利用して、データベースのテーブル定義をJUDEプロジェクトへ変換できる。また、C#への対応を果たしたことで、モデルからC#スケルトンコードを生成することも可能となった
なお、次バージョン(5.4)以降、Windows 2000をシステム要件から外すことがアナウンスされている(JUDE/Professionalではサポート対象OS)。
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