新宿3丁目と新橋で電子ペーパーを使ったデジタルサイネージ(電子看板)の実証実験が始まった。毎日新聞社のニュースや北京五輪の速報を配信していく。
毎日新聞社とブリヂストンは8月19日、都営浅草線「新橋駅」構内と都営新宿線「新宿3丁目駅」コンコース内で、電子ペーパーを使ってニュースと広告を掲示する実証実験を開始したと発表した。
同実験は、ブリヂストンが開発したカラーとモノクロのA3サイズの電子ペーパーを使用する。毎日新聞社の紙の広告の中に電子ペーパーを取り入れ、写真付きのニュース速報や朝刊と夕刊の1面の紙面イメージを配信したり、毎日新聞社の定期刊行物の広告や主催事業の告知などを実施したりする。北京オリンピックの速報や特集記事も配信する予定としている。
実証実験は2009年3月末までを予定。2社の担当者が電子ペーパーを見た人にヒアリングを実施し、広告効果を検証していく。
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