GUI全盛の時代にあっても、コマンドラインが利用できれば便利な場面が多いのも事実だ。本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回はmoreだ。
テキストファイルなどを1画面ずつ表示する。
オプション | 使用例 | 詳細 |
---|---|---|
more sample.txt | 指定ファイルを表示 | |
(パイプとして利用) | dir c:\windows | more | c:\windowsフォルダのファイルリストを1画面ずつ表示 |
コマンドの実行結果が1画面以上になる場合、パイプ処理を使いmoreに受け渡すことで、1画面ごとに内容を確認できる。1画面分表示されると「-- More --」と最下部に表示され画面スクロールがストップする。そのときに以下のコマンドが利用可能。
キーバインド | 詳細 |
---|---|
pキー、行数入力 | 指定された行数を表示 |
sキー、行数入力 | 指定された行数の表示をスキップ |
fキー | 次のファイルを表示 |
qキー | 表示終了 |
=キー | 行番号を表示 |
Spaceキー | 次ページを表示 |
Enterキー | 次の1行を表示 |
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