丸紅情報システムズ、SaaS型グループウェアにメールアーカイブ機能を追加

Microsoft Exchange 2007の機能を提供するグループウェア「V-ServiceII」に、電子メールの検索や閲覧、情報漏えいの発覚時に追跡捜査ができる機能を追加したサービスを発売した。

» 2008年09月24日 16時18分 公開
[ITmedia]

 丸紅情報システムズは9月24日、Microsoft Exchange 2007の機能を提供するSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型グループウェア「V-ServiceII」で送受信した電子メールの内部監査や情報漏えいの発覚時などに追跡捜査ができる「メールアーカイブサービス」を発売した。

 同サービスは、丸紅情報システムズのデータセンターで、サービスを利用する企業の電子メールの全送受信データを最短3カ月から保存し、電子メールや添付ファイルの監査や追跡調査をするもの。

 送受信者、件名、メール本文、添付ファイルの内容、添付ファイル名、日付範囲などからデータの検索ができる管理ツールも提供する。検索履歴もログとして保存するため、管理ツールの不正操作の監視も可能だ。

 価格は初期費用が10万円。100Gバイトまでの利用の場合は月額6万円、200Gバイトまでの利用では月額12万円となる。サービスの利用に伴い、1ユーザー当たり200円の利用料金がかかる。V-ServiceIIで1年間に100社の受注を目指す。

過去のニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ