トヨタ、3D仮想都市を正式開設 クルマ離れの若者に楽しさアピール

トヨタ自動車は、同社の情報を発信する3D仮想都市「TOYOTA METAPOLIS」を開設した。新車情報の紹介やアバターによるアトラクションを用意し、クルマ離れが進む若年層に車の楽しさや実用性を訴求する。

» 2008年10月01日 19時32分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は10月1日、カーライフをテーマとしたインターネット上の3D仮想都市「TOYOTA METAPOLIS」(トヨタメタポリス)を開設した。

image トヨタメタポリスのイメージ

 トヨタメタポリスは、若年層向けにトヨタの情報を発信する3次元仮想都市。トヨタ車の展示会場や新車発表会のイベント会場などがある。ユーザーは同サイト内の通貨「ココア」を使って、トヨタの1人乗りの車(パーソナルモビリティ)「i-REAL」「MOBIRO」「Winglet」などを入手できる。

 今回のグランドオープンにより、アバターを設定したユーザーが、ココアを使ってトヨタの車を購入し、トヨタメタポリス内で走行できるようになった。車の走行にあたり、運転席、車外のさまざまな位置に視点を変更できるほか、同乗者とチャットをしたり、走行中に音楽を流したりできる。購入できる車両は18種類、24色から選べる。

 F1のサーキットには、スタッフの活動拠点となる移動式の家「トヨタF1モーターホーム」を再現。普段は見ることができないモニタールームの内部を映像などで確認できる。F1グッズの販売やレースの動画展示なども行う。

 4月17日に試用版を開設しており、これまで10万人以上が来場している。

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