シックスアパートの「Movable Type」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかった。9月に報告された内容とは異なる。
シックスアパートのブログ作成ソフトウェア「Movable Type」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が見つかった。情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERT コーディネーションセンターが10月17日、JVN(Japan Vulnerability Notes)に情報を公表した。
脆弱性は、Movable Type 4(Open Source版も対象)および同Enterprise 4、同Community Solution 4の各バージョン4.21以前に存在する。シックスアパートによると、脆弱性はアプリケーション管理画面の一部で適切に入力がエスケープされないことに起因するという。また、今回の脆弱性は9月に公開したものとは異なるとしている。
シックスアパートは、この脆弱性に対処した各製品のバージョン4.22を公開し、ユーザーにアップデート版を適用するよう促している。
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