OpenSSLのアップデートが公開、署名チェックの脆弱性に対処ユーザーがだまされる恐れ

署名チェックの脆弱性を修正した「OpenSSL 0.9.8j」が公開された。

» 2009年01月09日 09時17分 公開
[ITmedia]

 オープンソースのSSL/TLSツールキット「OpenSSL」の脆弱性に対処するセキュリティアップデートが1月7日付で公開された。

 脆弱性はSSL/TLSに使われるDSA鍵とECDSA鍵の署名チェックが不適切なことに起因し、不正な署名が有効な署名として扱われてしまう可能性がある。

 悪質なサーバを運営するリモートの攻撃者がこの脆弱性を利用すると、不正なSSL/TLS署名を提示してユーザーをだますことができてしまう。

 OpenSSLプロジェクトではこの問題を修正したOpenSSL 0.9.8jを公開し、アップデートを呼びかけている。

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