署名チェックの脆弱性を修正した「OpenSSL 0.9.8j」が公開された。
オープンソースのSSL/TLSツールキット「OpenSSL」の脆弱性に対処するセキュリティアップデートが1月7日付で公開された。
脆弱性はSSL/TLSに使われるDSA鍵とECDSA鍵の署名チェックが不適切なことに起因し、不正な署名が有効な署名として扱われてしまう可能性がある。
悪質なサーバを運営するリモートの攻撃者がこの脆弱性を利用すると、不正なSSL/TLS署名を提示してユーザーをだますことができてしまう。
OpenSSLプロジェクトではこの問題を修正したOpenSSL 0.9.8jを公開し、アップデートを呼びかけている。
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