多くの公的機関や企業が、インターネット上のデータ保護の推進と個人情報管理の認識向上を目的とした「Data Privacy Day」の普及を呼び掛けた。
米国、カナダ、欧州27カ国の公的機関や企業が1月28日を「Data Privacy Day」と定め、各地でさまざまなイベントを主催した。Data Privacy Dayはオンラインでの個人データ保護の推進とプライバシー意識の向上を目標としており、今年で2年目となる。
米国からは司法省や国土安全保障省などの政府機関、大学、Microsoft、Google、Intel、Yahoo!などの大手IT企業が参加を表明している。
州政府や各社はそれぞれ、公式ブログや専用サイトで、独自のプライバシー保護に関する取り組みについて説明。例えばGoogleは、今年に入って刷新したPrivacy Centerで、自社のプライバシー保護方針やユーザーデータの活用法などを数カ国語に翻訳して公開していることを、改めて公式ブログに記している。
Yahoo!は「Yahoo! Safety」サイトの内容を一新。若者や保護者に向けた、ネットを安全に利用するためのヒントやビデオを加えたとしている。
またIntelは専用サイトを設置、Data Privacy Dayに関するさまざまな情報や資料へのリンクをまとめている。
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