SAS Institute Japanと日本テラデータは、ソフトウェアやサービスの提供を目的に、国内における営業およびマーケティング活動を共同で実施すると発表した。
SAS Institute Japanと日本テラデータは3月6日、ソフトウェアやサービスの提供を目的に、国内における営業およびマーケティング活動を共同で実施すると発表した。
主な対象顧客は、両社のソフトウェアを利用している金融業、流通・小売業者。両社は協業内容には2007年10月に発表された米SAS Instituteと米Teradataの戦略的提携に基づき開発が進んでいる製品群の国内提供も含まれている。
協業の第一段階として、2009年第1四半期である1-3月期にTeradataデータベ−スとSASのデータ統合、予測/分析、レポーティング機能、業務/業種別ビジネスソリューションを組み合わせる。一元化されたデータにもとづく、迅速な意思決定支援環境を実現するという。
2009年第4四半期の10-12月期には、第二段階として、SASの分析プロセスをTeradataのデータベースエンジン内で稼働させるSAS In-Database製品群の提供を開始する。TeradataのデータベースとSASの分析プロセス間でのデータ移動の負荷を軽減することで分析処理スピードの大幅アップを実現するという。
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