世界的な景気悪化の中発表されたAdobeの3〜5月期決算は売上高、純利益ともに2けた台の減少だったが、売上高は同社発表の予測範囲内だった。
米Adobe Systemsが6月16日発表した第2四半期(3〜5月期)決算は、売上高は前年同期比21%減の7億470万ドル、純利益は同41%減の2億1490万ドル(1株当たり24セント)だった。売上高は、同社が発表していた目標売上高(6億7500万〜7億2500万ドル)の範囲内だった。
営業利益は1億6140万ドルで、前年同期比38%減。営業利益率は22.9%と、前年同期の29.3%、前期の26.4%をともに下回った。
シャンタヌ・ナラヤン社長兼CEOは、「景気回復に備え、引き続き長期的な売上高の伸びをけん引する主力ビジネスに投資していく」とコメントした。
第3四半期(6〜8月期)の見通しについては、売上高を6億6500万〜7億1500万ドル、営業利益率を20.5〜25.5%、1株当たり純利益を20〜27セントとみている。
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