運用プロセスの自動化と知識の蓄積を促し、ノウハウをワークフローに組み込むこともできる。
システム管理製品を提供するNetIQは、ITプロセス自動化の新ソフトウェア「NetIQ Aegis」を発表した。
NetIQ Aegisは、運用プロセスの自動化と知識の蓄積を促すもの。障害検知、セキュリティインシデント検知、システムの変更検知、あるいはメール受信を起点としてワークフローを実行する。ワークフローの途中で管理者の許可を求めるなど、双方向の対応、承認やエスカレーションプロセスなどを組み込めるという。
優れた人材が持つノウハウをワークフローに組み込むこともできる。ツールの制御、メールの送受信、ファイルやデータベースの読み書きなどができるアクティビティと呼ぶAegisのアクションと外部のスクリプトなどを組み合わせることで、運用担当者が通常行っているのと同じ操作や手順書をワークフローに組み込める。これにより、人手を介さずに多くの操作を自動化できるとしている。
NetIQ Aegisの出荷日は6月17日。価格は1ライセンスあたり400万円(税別)。
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