トレンドマイクロ、情報漏えい対策製品の最新版を発売

トレンドマイクロは、USBメモリ制御などの機能を強化した情報漏えい対策製品の最新版を発売する。

» 2009年06月30日 13時25分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは6月30日、情報漏えい対策製品の最新版となる「Trend Micro LeakProof 5.0」を7月24日に発売すると発表した。リムーバブルメディアの制御などの機能を強化した。

 同製品は、企業外への持ち出しを規制しているファイルについて、固有の特徴を識別するフィンガープリントを作成し、クライアントPCに配信することで持ち出しを防止する。

 最新版では、許可されたUSBメモリだけを使用できる機能やネットワークプリンタでの印刷防止、Winny経由での情報流出防止などの機能を搭載。また、個人情報保護法で定義される日本語の名字やメールアドレス、電話番号などの個人情報、各種プログラミング言語やクレジットカード情報など、企業が重要とする情報のテンプレートを用意し、管理者画面で容易に適用できるようにした。

 このほか、Active Directoryの追加サポートや、生成するフィンガープリントのデータを97%軽量化し、動作パフォーマンスを高めた。

 提供形態は、アプライアンスもしくはソフトウェア。参考価格は、100クライアント利用の場合でアプライアンス版が122万円、ソフトウェア版が72万円。初年度5億円の売り上げを見込む。

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