VMwareはESX Service Consoleの脆弱性修正パッチ、およびKerberosの脆弱性に対処するパッチを公開した。
VMwareは7月10日付でセキュリティアドバイザリーを公開し、ESX Service Consoleの脆弱性に対処した。VMwareやUS-CERTのアドバイザリーによると、脆弱性はESX Service Consoleのudev、sudo、curlパッケージに存在する。
悪用された場合、攻撃者がイントラネットサーバで任意のリクエストを実行したり、ファイルを上書きしたり、権限を昇格することが可能になる。脆弱性が存在するのはESX 4.0。それ以前のバージョンや、ESXiなどの製品は影響を受けないとされる。
これとは別にVMwareは、同日付でESX 3.5.0とESX 4.0.0の更新版を公開した。Service Consoleに組み込まれているネットワーク認証プロトコルのMIT Kerberos 5を、脆弱性に対処した更新版へアップデートしている。
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