Googleが「ユーザーを縛らない」というポリシーの下、ユーザーが自分のデータを他サービスに移行するのを助けるサイトを立ち上げた。
米Googleは9月14日、Googleサービス内のユーザーデータをデータ所有者が自由に扱うことをサポートするサイト「Data Liberation」を立ち上げた。
同サイトを立ち上げたのは、Googleのシカゴオフィスの社員が2007年に結成した「Data Liberation Front」チーム。エリック・シュミットCEOが日ごろから語っている「われわれはユーザーを縛らない」というポリシーを具体化するため、同社のさまざまなサービス上のユーザーデータのインポート・エクスポート機能を充実させることに尽力しているという。
これまでにBlogger、Gmail、App Engineなど、サービスの半分近くを“自由に”しており、向こう数カ月のうちにGoogle SitesとGoogle Docsも開放するとしている。Google Docsはバッチを使ったエクスポート機能を追加する見込みだ。
サイトのトップページにはGoogleのサービス一覧が載っており、各サービスでのデータのインポート・エクスポート・削除・サービスからの退会などの方法へのリンクになっている。
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