Google、Lotus NotesからGoogle Appsへの移行ツールを公開Microsoftの次はIBM

Googleは6月のOutlookからの移行ツールに続けて、Lotus Notesのメールや予定表をGoogle Appsに移行するためのビジネス向けツールを公開した。

» 2009年07月15日 11時15分 公開
[ITmedia]

 米Googleは7月14日、米IBMのLotus NotesからGoogle Appsへの移行をサポートするツール「Google Apps Migration for Lotus Notes」をリリースしたと発表した。Lotus Notesのアカウントのメール、カレンダー、アドレス帳、グループ情報のデータをGoogle Appsに移行できる。

 管理者向け機能として、設定用テンプレート、移行のスケジューリング機能、Google Appsアカウントの自動プロビジョニング機能、ユーザーへの通知、リポーティング、ログ機能などが用意されている。ユーザーは移行中もLotusのメールを使い続けることができ、移行が完了したらGmailからNotesのメールを開けるようになる。

gmail

 利用するにはGoogle AppsのPremier EditionまたはEducation Edition、IBM Lotus Domino Server Release 6.02以降が必要で、移行ツールはMicrosoft Windows 2000以降のOS上にインストールする必要がある。

 Googleはエンタープライズ市場への参入に本腰を入れており、6月9日にはMicrosoft Outlookとの同期ツールをリリースしている。

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