フォーティネットは、データベースセキュリティアプライアンス用ソフトの最新版を発表し、パフォーマンスの向上などを図った。
フォーティネットジャパンは10月28日、データベースセキュリティアプライアンス用ソフトの最新版「FortiDB 4.0」を公開した。運用性の向上やパフォーマンスの向上などを図ったという。
運用面の改善では、脆弱性評価やデータベース監視の機能を導入、管理しやすくすることを目的に、ポリシーの集中管理とメモリ参照型の新しいデータ管理方法を採用した。これにより、監視と監査ポリシーをセットで定義したり、データベース管理をグループ化して対応したりでき、監査やリポート作成などが効率化される。
また、新しいアーキテクチャの採用で1台のシステムで1日当たり数億もの監査記録を処理できるようにし、パフォーマンスが従来比で5〜10倍に向上した。
最新版へのアップグレードは、11月からすべてのFortiDBアプライアンスで可能になる。
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