企業などで使われている暗号USBメモリ製品の認証ソフトに脆弱性が存在するとして、メーカー各社が対応を呼び掛けている。
重要データを保護する目的で暗号化機能を備えたUSBメモリ製品に脆弱性が存在するとして、メーカー各社が対応を呼び掛けている。SANS Internet Storm Centerが1月6日、各社の動向を伝えた。
脆弱性は暗号化USBメモリに同梱されているアクセス管理の認証ソフトに起因するものだという。米セキュリティ研究者などが12月にこの問題を指摘し、SanDiskとVerbatim、Kingstonが対応を発表した。
各社では影響を受ける製品が一部になるとしており、製品のハードウェア自体には問題がないと説明。対応策として、問題のあるソフトのアップデートの適用やサポート窓口への連絡などをユーザーに促している。
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