BlackBerry Messengerを使った詐欺メッセージが広まっているとしてMcAfeeが注意を促した。
セキュリティ企業の米McAfeeは、BlackBerryスマートフォンのメッセンジャー機能を使った詐欺メッセージが広まっているとして、自分の連絡先情報を安易に開示してはいけないと、ブログで注意を呼び掛けた。
McAfeeはBlackBerry Messenger(BBM)で届いた詐欺メッセージの一例を紹介し、BlackBerryの人気上昇に伴い、BBMでこうしたメッセージが出回るようになったのは不思議ではないと解説する。
特にSNSでは、プライバシー設定が適切でないと特定ユーザーのページを誰でも訪れて、そのユーザーを複数のインスタントメッセンジャーに登録することができてしまうため、詐欺メッセージの横行はSNSにも原因があるとしている。
新しいBBMでは、各アカウントごとに割り当てられたバーコードを使って連絡先リストに他人を登録することが簡単になったため、スパムや詐欺メッセージを受信する確率もそれだけ高くなるとMcAfeeは指摘。SNSや掲示板に自分のBlackBerryのバーコードを掲載しているユーザーも多数見受けるが、そうした行動は慎み、自分の連絡先情報を開示するのは信頼できる相手に限るべきだと助言している。
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