Apache Software Foundationは、JavaでRIAを構築するプラットフォーム「Apache Pivot」をトップレベルプロジェクトとして承認した。この分野の開発の促進が期待される。
Apache Software Foundation(ASF)は米国時間の1月19日、JavaでRIAを構築するプラットフォーム「Apache Pivot」をトップレベルプロジェクト(TLP)として承認したことを発表した。今後、開発と機能強化が加速することが期待される。
Apache PivotはJavaとXMLでRIAを構築するためのプラットフォーム。モダンなRIAツールキットが持つ生産性やユーザービリティに、Javaプラットフォームの持つ堅牢(けんろう)さを組み合わせたもので、Webで高度なアプリケーションを構築/実装するための土台となる。共通のクラスを集めた「Core」、ユーザーインタフェース開発用の「WTK」、リモートデータサービスとのやりとりに使う「Web」など、包括的なクラスを持つ。開発したアプリケーションは、アプレットまたはスタンドアロンとして動かすことができる。
Apache Pivotは2007年に米VMwareの研究開発として生まれたプロジェクトで、2009年1月にインキュベータとしてASFプロジェクトとなった。最新版は1月4日にリリースされたバージョン1.4。
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