脆弱性が存在するのは、Catalyst 6500 Seriesスイッチ/7600 Seriesルータ向けFirewall Services Module、ASA 5500 Series Adaptive Security Appliance、Cisco Security Agentの各製品となる。
米Cisco Systemsは2月17日、セキュリティ製品に関する3件のアドバイザリーを公開し、同社製品のファイアウォールモジュールやセキュリティアプライアンスに存在する複数の脆弱性に対処したことを明らかにした。
アドバイザリーによると、Catalyst 6500 Seriesスイッチおよび7600 Seriesルータ向けFirewall Services Module(FWSM)には1件のサービス妨害(DoS)の脆弱性が、ASA 5500 Series Adaptive Security ApplianceにはTCPやSIPなどに関して複数のDoSの脆弱性が存在する。
また、Cisco Security Agentにはサービス妨害(DoS)の脆弱性と、Management Centerに関するディレクトリトラバーサルおよびSQLインジェクションの脆弱性が存在する。
Ciscoは無料ソフトウェアアップデートをリリースしてこれらの脆弱性に対処している。
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